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メタバースを学ぶ

メタバースとは

メタバースは、仮想現実空間の広がりを指し、現実世界の拡張とも言えます。

VR技術やブロックチェーンなどの革新的なテクノロジーが融合し、ユーザーは自身のアバターを通じてメタバース内で活動します。社会的な交流やコミュニティ形成、ビジネス活動、クリエイティブな表現などが可能で、現実世界とは異なるルールや物理法則が適用されることもあります。

また、仮想通貨やデジタルアセットの存在により、経済的な活動や取引も展開されます。メタバースは、人々がより没入感を持って仮想空間を体験し、個別のアイデンティティや目的を持ちながら相互作用する新たな次元を提供します。将来的には、現実世界とメタバースが一体化し、さらなる拡張や革新が期待されています。

メタバースの始め方

メタバースに参加するための始め方を以下に紹介します。

  1. ハードウェアの準備: メタバースに参加するには、まず必要なハードウェアを準備しましょう。一般的なメタバースプラットフォームでは、VRヘッドセットやコンピューター、スマートフォンなどが必要となる場合があります。メタバースプラットフォームの公式ウェブサイトや要件を確認して、必要なハードウェアを用意しましょう。
  2. メタバースプラットフォームの選択: メタバースには様々なプラットフォームが存在します。代表的なものにはDecentraland、Somnium Space、Cryptovoxelsなどがあります。それぞれの特徴やコンセプトを調査し、自身に合ったメタバースプラットフォームを選択しましょう。
  3. アカウントの作成: 選んだメタバースプラットフォームの公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。一般的には、メールアドレスやソーシャルメディアアカウントを使用してアカウントを作成することができます。必要な情報を提供し、アカウントを作成しましょう。
  4. アバターの作成: メタバースでは、自身を表すアバターを作成することができます。アバターはあなたを代表するデジタルな存在であり、外見や服装、特徴などをカスタマイズすることができます。メタバースプラットフォームのツールやエディタを使用して、自分自身や理想の姿に近いアバターを作成しましょう。
  5. メタバースへの参加: アカウントの作成とアバターの準備が整ったら、メタバースに参加しましょう。プラットフォームのガイドやチュートリアルを参考にしながら、メタバース内での移動やコミュニケーション方法を学びましょう。他のユーザーとの交流やイベントへの参加、クリエイティブな活動など、メタバースの魅力を存分に楽しみましょう。

 

メタバースは、株式投資でも注目を集めています。

メタバース関連銘柄は成長が期待されています。積極的にメタバース領域へ事業拡大を行っている会社として以下が有名です。

YE DIGITAL

YE DIGITALは、業務システムの実装・運用などDX支援を手掛ける企業です。2022年7月には、YE DIGITALと社外の技術・ナレッジとを融合してDXを支援する場として「ビジネスDXリーディングセンター」をオープンしました。同センターでは、現実世界の施設に加え、バーチャル空間上で専門技術者といつでも繋がれる「メタバース・プロジェクトルーム」を常設。場所を限定されることなく、高度な支援を実現させます。

 

gumi

主力のモバイルオンラインゲーム事業に加え、将来の収益基盤を構築すべくメタバース事業にも積極的に取り組んでいます。メタバース事業では、ブロックチェーン領域へ積極展開を行っており、ブロックチェーンゲームを活用したコンテンツ開発やファンド投資、有力ブロックチェーンのノード運営などに経営資源を投下しています

 

アエリア

「イケメンシリーズ」など女性向けIP創出のコンテンツのほか、アセットマネジメントや決済代行といったITサービスを展開。将来的なメタバース市場の成長を見据え、Web3.0領域における新事業を推進しています。9月12日には子会社のサイバードが、アニメイトとゲーム事業領域で共同事業を推進することに合意したことを発表しました。

 

クルーズ

ファッション通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を軸に、EC領域で複数のサービスを展開しています。9月2日には、ゲームをプレイすることでプレイヤーが経済的なインセンティブを得られる「GameFi」の分野に本格的に参入し、ブロックチェーンゲームの企画・開発を行っていくことを発表しました。さらに7日には、ファッションメタバース「SWAGGA」を運営するBlocverse DAOと戦略的パートナーシップを締結。強力なメタバースエコシステムを構築する「SWAGGA」に、自社のコンテンツを提供するとしています。

 

ビービーシステムズ

エモーショナルシステム事業として体験共有型VRシアター「4DOH」を製造販売しています。「4DOH」はVRゴーグルを装着することなく、気軽に没入感あふれるVR空間を複数人で体験できるVRシアターで、すでにさまざまな施設で利用されています。8月末には、大英産業とメタバース市場への新たな企画開発に向け、相互協力をすることに合意。まずは、大英産業の「社史メタバース」を共同開発するようです。

 

ブイキューブ

Web会議システム「V-CUBE」などを提供しています。2022年1月にはメタバース領域への参入を表明。4月には、ゴーグル型のVRデバイスなどを装着せずに臨場感あふれるVR・メタバース空間を体感できる個室型VR空間「メタキューブ」のコンセプトモデルを発表しました。

メタバース空間で遊べるゲーム

 

 

元素騎士Online META WORLD

3D-MMO技術で構成されるメタバース/仮想空間上にNFT要素が融合したPC・スマホ向け新作ブロックチェーンゲームなので、誰でも無料でアカウントを作成すれば、ゲーム参加できます。ゲームで手に入れたアイテムをNFTマーケットプレイスで転売したり、権利を購入して、自身が制作した衣装などを販売することができます。

メタバース=仮想空間だからこそ広がる経済コミュニティはすでに30万人規模!すでに、本作のトークンがステーキングランキングで世界2位を記録し、ブロックチェーン業界の記録を塗り替えていることもあって注目されています。

 

 

The Sandbox(ザ・サンドボックス)

3Dドットアート『ボクセルアート』で楽しめるメタバース空間『The Sandboxマップ』で謎解きや収集や、キャラやアイテム、3Dゲームを自分で作成したら、その作成物をNFTとして売買することができます。メタバース空間には『LAND=土地』があり、LANDを所有すると『ASSET』を作ったり様々な資産を配置できます。

『スクエニ』や『アディダス』『SHIBUYA109』など、有名企業が続々と参入したこともあり、『SAND』価格は1年で100倍以上に上昇するなど遊んで稼げるP2Eゲーム!

 

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)

NFTとしてデジタル化された可愛い『Axies』を収集、掛け合わせて繁殖、育成、バトル、そして『取引』できる遊んで稼ぐ!がコンセプトのNFTゲーム!

1日に約300万人という世界中のユーザーがプレイし、マーケットプレイスでの取引量が36億ドル(日本円で約3600億円)、これまでに販売された中で最も高価な『Axie』は82万ドル(日本円で約9500万円)という記録を持ちます。

ブロックチェーンゲームの中でも圧倒的人気を誇っています。育成や繁殖以外にも、プレイヤーが戦略と戦術を使用して競争してランキングトップを獲得することもできるので、毎日コツコツとプレイして、クエストを完了させ、ボスを倒し、詳細なストーリーを解き放ちましょう!

 

 

NFT

NFT(Non-Fungible Token)は、一意性を持つデジタルトークンであり、メタバース内でさまざまな方法で利用されています。

まず、NFTはデジタルアートの販売や収益化に革新をもたらしました。アーティストは自身の作品をNFTとして発行し、オークションやマーケットプレイスで販売することができます。NFTには作品の所有権が結びついており、コレクターはオリジナルのデジタルアートを所有し、トークンの移転履歴がブロックチェーン上に記録されるため、真正性と信頼性が保証されます。

さらに、メタバースではNFTが仮想ランドや仮想物件の所有権を表すために使用されます。ユーザーはNFTを購入し、メタバース内の土地や建物を所有することができます。これにより、ユーザーは自身の仮想空間をカスタマイズし、展示スペースやイベント会場として活用することができます。また、仮想ランドの所有権は投資の対象ともなり、需要によって価値が変動することもあります。

さらに、NFTは仮想キャラクターやアバターの一意な所有権を表すためにも使用されます。ユーザーは自身のアバターを個別のNFTとして所有し、メタバース内で他のユーザーとの交流や取引が可能になります。アバターの外見や特性をカスタマイズし、他のユーザーとの社会的な活動やビジネスの場で個性を発揮することができます。

このように、NFTはメタバースにおいてデジタルアートの販売や収益化、仮想ランドやアバターの所有権の確立など、様々な方法で利用されています。NFTの導入により、ユーザーはデジタルコンテンツや仮想世界での所有権や経済的な活動をより自由に行うことができるようになりました