2016年4月の診療報酬改定により、薬手帳を持参すると管理指導料が380円、持参しなかった場合は500円となりお薬の値段が上がってしまいます。
お薬手帳は薬局でくれるんですけど、野暮ったいからあまり持ちたくない。
そんな方のためにとてもかわいいお薬手帳をラインナップしました。
そもそもお薬手帳とは
お薬手帳は、患者さんの薬に関する情報を一元的に記録し、管理するための重要なツールです。
お薬手帳の主な役割
薬物治療の安全性の確保: 複数の医療機関や薬局で薬を処方されている場合でも、お薬手帳があれば、重複投与や相互作用のリスクを減らすことができます。
アレルギー情報の共有: アレルギー歴や副作用歴を記録しておくことで、医療機関や薬局で適切な薬を選択してもらうことができます。
救急時の情報提供: 緊急時や災害時など、意識不明の場合でも、お薬手帳があれば、医療従事者は患者さんの薬に関する情報を迅速に把握できます。
服薬状況の把握: 薬の種類や量、服用方法、服用期間などを記録することで、患者さん自身が服薬状況を把握し、飲み忘れや誤用を防ぐことができます。
お薬手帳の種類
紙のお薬手帳: 従来の冊子型の薬手帳です。
電子お薬手帳: スマートフォンやパソコンで利用できる電子的な薬手帳です。
お薬手帳の活用方法
医療機関や薬局を受診する際には、必ずお薬手帳を持参しましょう。
薬局で薬を受け取る際には、お薬手帳に記録してもらいましょう。
市販薬や健康食品を服用する際にも、お薬手帳に記録しておきましょう。
アレルギーや副作用があった場合には、必ずお薬手帳に記録し、医療機関や薬局に伝えましょう。
お薬手帳アプリ
少し話題はそれますがお薬手帳アプリなんていうのも存在します。お薬手帳アプリは、従来の紙のお薬手帳に比べて、さまざまな便利な機能が搭載されています。主な特徴を以下に紹介します。
お薬アプリの 携帯性
スマートフォンにインストールしておけば、いつでもどこでもお薬手帳を確認できます。紙のお薬手帳のように持ち歩く必要がなく、紛失の心配もありません。
情報の一元管理
複数の医療機関や薬局で処方された薬情報をまとめて管理できます。薬の名前、量、服用方法、服用期間などを記録できるほか、アレルギー情報や副作用歴なども登録できます。これはお薬手帳と同じ特徴ですね。
検索機能
過去に処方された薬情報を簡単に検索できます。薬の名前や服用期間などで絞り込むことができ、必要な情報をすぐに見つけられます。これは便利ですね
アラーム機能
薬の服用時間を設定しておくと、アラームでお知らせしてくれます。飲み忘れ防止に役立ちます。これはすごい便利!
家族の情報共有
家族のお薬手帳情報をまとめて管理できます。子どもの薬や高齢者の薬など、家族の薬情報を一元管理したい場合に便利です。
医療機関との連携
一部のアプリでは、医療機関や薬局と連携し、処方箋情報を自動的に取り込むことができます。薬局での待ち時間を短縮できるほか、薬の重複投与や相互作用のリスクを減らすことができます。
健康管理機能
体重や血圧、血糖値などの記録機能や、健康に関する情報提供機能などが搭載されているアプリもあります。健康管理に役立ちます。
緊急時対応
緊急時や災害時に、医療従事者に薬情報を迅速に伝えることができます。
多言語対応
日本語以外にも、英語や中国語など多言語に対応しているアプリもあります。
オフライン利用
一部のアプリでは、オフライン環境でも薬情報を閲覧できます。場合によってはこれが一番デメリットかもしれないですね!オフラインだったりスマホがなかったりすると
その他
アプリによっては、お薬相談機能や、薬に関する情報提供機能などが搭載されている場合があります。
お薬手帳アプリは、無料で利用できるものがほとんどです。
お薬手帳アプリは、ご自身の健康管理に役立つ便利なツールです。ぜひ活用してみてください。
と、、便利でよいことづくめのお薬手帳アプリですが、、、最大の弱点があります。それは、、、、
お薬手帳アプリのデメリット
それは、、、お薬手帳アプリは便利なツールですが、すべての薬局が対応しているわけではありません。
お薬手帳アプリ非対応の薬局で考えられること
情報連携の制限
薬局によっては、お薬手帳アプリとの連携システムを導入していない場合があります。この場合、アプリに登録された情報を薬局のシステムに反映させることができず、紙のお薬手帳が必要になることがあります。
システムの互換性
薬局が導入しているシステムと、お薬手帳アプリのシステムが互換性がない場合があります。この場合、アプリの情報を薬局で読み取ることができないことがあります。
個人情報保護
薬局によっては、個人情報保護の観点から、お薬手帳アプリとの連携に慎重な姿勢をとっている場合があります。
お薬手帳アプリ非対応の薬局での対応
紙のお薬手帳との併用
お薬手帳アプリと並行して、紙のお薬手帳も持参することをおすすめします。
薬局への確認
お薬手帳アプリを利用する前に、薬局にアプリとの連携が可能かどうかを確認しましょう。
代替手段の検討
お薬手帳アプリが利用できない場合は、薬局で発行されるお薬情報提供書や、他の薬局で利用できるお薬手帳アプリがないか確認してみましょう。
その他、お薬手帳アプリは、医療機関や薬局によって対応状況が異なります。
今後、お薬手帳アプリに対応する薬局は増えていくことが予想されます。