マッチレビュー

クラブユースU-14サッカー選手権大会 大宮アルディージャ VS 武南Jr

U-14 大宮アルディージャ VS 武南Jr


2022/1/10に行われた、「第31回埼玉県クラブユースU-14サッカー選手権大会 SFAフットボールセンター アルディージャ VS 武南Jr」の試合のマッチレビューをしてみたいと思います。

試合の結果は、3-0で大宮アルディージャU14が勝利した試合です。

 

マッチデータ

大会名 第31回埼玉県クラブユースU-14サッカー選手権大会
会場 SFA フットボールセンター
開催日 2022年1月10日(祝)
対戦チーム 大宮アルディージャ VS 武南ジュニアユースフットボールクラブ
天候 曇り
試合結果 3-0 大宮アルディージャ 勝ち
概要 前半からピッチを広く使いつつ、相手ライン間に立ち、ボールを保持する大宮アルディージャペースで試合が進みます。大宮アルディージャは、中盤24番を中心に攻撃の組み立て、センターバック23番の選手の持ち上がり、左サイドの36番の選手が相手深い位置持ち込むプレイや、フィジカルの強さなどを生かし、優位に試合を進めます。大宮アルディージャの攻勢が目立つ前半に対し、後半は武南ジュニアの連動や、ワンツーからの一瞬の抜け出しなどで、何度も大宮アルディージャゴールを脅かすシーンが目立ち大宮アルディージャネットを揺らすシーンもあったが、オフサイドの判定で無得点となった。スコアこそ3-0となったが、フィジカルや技術に優れる格上チームの大宮アルディージャに対し、特に後半の武南ジュニアの奮闘が見られる好ゲームとなった。
得点者 大宮アルディージャ No24  No36 No19

 

試合

(時間はいずれも動画の経過時刻です)

 

前半2’13 大宮アルディージャGOAL

大宮アルディージャのNo23からパスを受けたNo24が、ドリブルで持ち込み豪快なミドルシュートを決め、大宮アルディージャが先制!

アルディージャ1点目シーン

 

前半は、1-0でアルディージャのリード。武南はなかなかセンターラインを越えて攻めることが出来ない。アルディージャは、適度な距離感の立ち位置をとり、ワンタッチ目をスペースに動かしながら、ボールをどんどん逃がすプレイで武南ジュニアは、なかなかぷれすをかけきれません。中盤まで細かいパスをつなぎ、一気に左サイドに長いパスを入れ、左ウィングのNo36が仕掛ける展開で、アルディージャが優勢の状態でした。

武南ジュニアは、後半に向けどのような対策をとってくるか?楽しみな展開となります。

武南の右サイドからの攻撃が徐々にアルディージャ陣内に攻め込める展開

 

後半スタート

 

30’ 武南ジュニア No37ゴール前でファウルを受ける。武南ジュニアのフリーキック

武南ジュニア No37 OUT No36 IN

33’33   30分の武南ジュニアのフリーキック以降武南ジュニアの時間が続く中、33’33に右コーナーキックから、NO26がヘディングでつなげたボールを、 No24のヘディングシュートがゴールラインを割るが惜しくもオフサイド判定となり、ノーゴール

 

48’27   大宮アルディージャゴール

大宮アルディージャ No24 が中盤でボールを運びながら、右ワイドで高い位置をとっていた、No28にグランダーのパス、相手DFを振り切りグラウンダーのセンタリング、DFのこぼれ球をNo36が押し込み追加点

アルディージャ2点目シーン

 

50’40

武南ジュニア  アウト不明 No39IN

大宮アルディージャ  No36 OUT  No25 IN

51’30 大宮アルディージャ ゴール

No19のゴール

アルディージャ3点目シーン

 

試合終了

 

マッチレポート

試合は3-0で大宮アルディージャの勝利となりました。

前半は、大宮アルディージャが、長短織り交ぜたパスをつなぎ、圧倒的なポゼッション率で武南ジュニアを圧倒する内容で、1-0の内容となりました。

大宮アルディージャは、各選手の立ち位置、距離感が良く、継続的なサポートをしながらテンポよく攻めていました。中盤のNo24の選手は、常に適度な距離感をとりながらボールの出口になり続け、前後半通して効いていた印象です。23のスピードのある運ぶドリブル、左ウィングの36が深い位置まで侵入出来主導権を握りましたが、最終フィニッシュの部分で明確なものが見えづらかったのかもしれません。

後半は、武南ジュニアの時間が続く展開となりました。前半に比べディフェンス面で相手の体に触れるくらいの距離感、強度が出ていた印象です。結果球際勝負となり前半ほど大宮アルディージャがポゼッションできなくなり、武南ジュニアの流動的なパス交換で時間をかけず相手ゴール前に迫る。という展開が見受けられました。武南ジュニアは一度はゴールネットを揺らすもののオフサイドとなったほか、非常にゴールに近づく攻撃ができていたように思います。

明らかに前半とは違う攻防は、ハーフタイムでベンチから指示が出たのでしょうか?間に立たれ、パスを回されてしまう場合、ゾーン気味にするよりマンツーをきっちりやっていくディフェンスが有効だと思いますが、そんな感じになっていた遠みます

前半散見された、前線の選手がボールを2度追いするシーンが後半はあまり見られなかったような気がします。しっかり人数をかけ人と人を合わせていていった印象があります。

それでも最終的には、後半2-0でアルディージャが点差を広げる結果となったのは、大宮アルディージャの底力なのか?実力差なのか?

そういったものがあったのかもしれません。

試合を通して感じたのは、大宮アルディージャの選手のボールの置き所の良さです。ワンタッチ目のコントロールで確実に相手のいないほうにコントロールする。ワンタッチ目を足元に置いて、相手DFの矢印を見て逆にボールを動かす。というシンプルですがとても大切な基礎のレベルの高さを感じました。その延長上にボールを逃がすパス、ドリブルなどが存在するように見受けられます。

U14という時点においてはフィジカルに差がある点も感じましたが、後半の武南ジュニアの頑張りはとても素晴らしかったと思います。大宮アルディージャの落ち着きのあるボールコントロールを脅かすには、マークの距離感、寄せの強度を上げていく必要があるのかもしれません。

 

 

SOCCER・AIDについて

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今回マッチレビューに利用した動画は、サッカーエイド(https://soccer-aid.jp/)さんの動画です。

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